2018年10月12日

北海道胆振東部活動報告D

現地の実情調査を行いながら避難所での炊き出しを遂行するにあたり、電話での聞き取りや報道されている情報だけ

ではわからない現状がいくつもあり、現場で避難所運営の担当者と協議し微調整しながら取り組ませていただいた。

1班の活動期間中、避難所での食事はどの地域も朝は支援物資を食べ、昼と夜は自衛隊が調理した食事をとっていた。各自治体の担当者からはメインの食事は既にスケジュール管理されておりキャンセルができないため、希望者に食事の副菜としてうどんの量を減らし汁代わりに提供することとした。

御高齢の方が多い避難所(概ねどの地域も避難所にいらっしゃる方は高齢者が多い。特に昼の時間帯は若い方は仕事で出払っている)では一人前の量を半分から3分の1程度に減らし、もう少し食べたい方におかわりを促すケースや、調理している場所まで取りに来る状況の避難所では足を運んでいただいた住民の方に一人ひとり食べられる量を伺って提供するケースもあった。避難所の担当者と協議し現場にマッチした提供方法を考慮した。

油麩米粉うどん反応については、油麩という食材が、北海道は珍しいものだったこともあり油麩のふわふわした食感と麺汁の味が好評だった。また、前記のとおり高齢者が多いことで柔らかめの食感が好評の要因のひとつだったのでないかと感じている。また、現物を見せてほしいという方やパッケージを写真に収めるなど、興味を持たれる方々がいらっしゃった。

発災から1か月が過ぎて避難所の住民の方々はもとより現場で奔走している役場職員や北海道職員の方々にも疲労の色が見えていた。地域によって誤差はあるが、10月末頃から仮設住宅が順次完成し、入居するような状況になっているようではあるが、仮設住宅の造りは 東日本大震災時に使われていた仮設と同様の造りになっているようで、建物の寒さ対策が万全ではないという(断熱材が入っていない等)話も伺った。(東日本大震災では、後付けで寒冷地用に断熱材を付け直すなどの問題がでていた)

今後は、避難所から仮設住宅へ移行する転換期を迎えることから、仮設住宅の生活に順応できない方や、一人暮らしによる生活的、精神的孤立に陥る方など東日本大震災時に浮き彫りになった課題も含め、まだ見えていない地域特有の課題も今後徐々に出てくるのではないかと感じた。支援の形も現場が直面している課題に沿った形で継続していくことが重要になってくると感じている。

尚、活動初日より最終日まで北海道の地元ボランティア(石狩思いやりの心届け隊)の2名(熊谷様、松阪様)、1010日終日に亘って極楽山宝池院浄土寺副住職 長尾晃行師にご協力をいただき充実した活動を終えることができました。今回の活動にご協力いただいた皆々さまに心より感謝を申し上げます。

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好評のキッチンカーは、一ヶ月ほど、『石狩思いやりの心届け隊』の熊谷さんに、お預けすることになりました。 
posted by もっちー at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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